歩きながら眠る私
「歩きながら眠る私」
高校の時、廊下を歩いていて、音楽の先生にふいに声をかけられたことがある。
「ちょっと君、だめだよ、歩きながら寝ちゃ危ないよ」って。
え? うそー寝てたん? 私、いつのまに!!
って我ながら驚いたものだ。
そいでもってその先生、黙ってくれればよいものを音楽の時間にみんなの前で、
「いやあ、驚いたよ、○○さん、向こうから眠りながら歩いてくるんだもの」
って、ものすごく珍しいものに遭遇してしまったみたいに言わはるんやもん、みんなに一斉に見られて恥ずかしかった。
先生をよほど驚かしてしもたみたい。
全然関係ないけど、その先生、財津和夫さんに似ていた。
某国立芸術大声楽科卒のその先生いわく、
「美空ひばりは天才中の天才なんです」
そのことを今でもなぜだかよく覚えている。